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NEWS

最新情報

2022.9.22 第3弾プレスリリースを発表いたしました。| PDF |

 

2022.9.20 兼子裕代氏によるワークショップが終了いたしました。

 

2022.9.9 第2弾プレスリリースを発表いたしました。| PDF |

 

2022.9.1 兼子裕代氏によるワークショップを開催いたします。| PDF |詳細

 

2022.8.23 第1弾プレスリリースを発表いたしました。| PDF |

 

2022.8.20 公益財団法人野村財団の芸術文化助成事業に採択されました| 外部WEB |

 

2022.7.14 各種SNSアカウントを開設しました。| Facebook | instagramtwitter

 

2022.7.10 ホームページを公開しました。| WEB |

ABOUT

企画趣旨

 上町台地アートワークス実行委員会は、大阪市天王寺区を中心とする「上町台地」をテーマとした、複数アーティストによる地域調査・地域介入の結果を一堂に集め公開する現代美術展を開催いたします。

 上町台地とは、最北端に大阪城、最南端に住吉大社をおき、標高8~20mほどの高台になっている地域を指します。ここでは、大阪市の大部分が海底にあった太古から人々が集住し、特に古代から中世にかけて大阪の文化の集約が見られ、それにともない多彩で豊かな人々の営みが行われてきました。今でもその中心地には、日本で最初の官寺である四天王寺と、日本で一番の高層ビルであるあべのハルカスを、わずか1km圏内に隣接させるという古今が渾然一体となった景観を育んでいます。

 このような特異な場所において、アーツサポート関西に設けられた「上町台地現代アート創造支援寄金」からの助成を受けたアーティストの制作やリサーチ活動が2018年以降、継続的に繰り広げられてきました。それらの取り組みの総体を、この2022年10月、一つの節目として、広く一般のみなさまに公開いたします。

開催概要

「オルタナティブ・ロマン」

会期 | 2022 年 10 月 12 日(水)~23 日(日)

会場 | 阪口楼(〒543-0063 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1−30 )ほか

時間 | 13:00~18:00

入場 | 無料

主催 | 上町台地アートワークス実行委員会

   | 上町台地アートプロジェクト実行委員会

共催 | 和宗総本山四天王寺

   | 一般財団法人大阪地域振興調査会

   | 大阪市立美術館

助成 | アーツサポート関西、公益財団法人野村財団

参加作家 | 兼子裕代、笹原晃平、松田壯統、Yukawa – Nakayasu、葭村太一

キュレーション | 笹原晃平

WEB | https://uemachiartworks.dcmnt.net

SNS | twitter / instagram / facebook / @uemachiartworks

 

 

展覧会コンセプト

 大阪の上町台地ではこの数年、その特異な文化史へ呼応する形で、アーティストによる表現の実践が行われてきました。それらは、太陽の塔から続く巨大シンボル彫刻や、社会実装などのアートイベントや、大規模アートフェアといった、昨今の大阪で隆盛するアート企画とは全く異なるものです。この文脈を「あったかもしれない小説」(=オルタナティブ・ロマン) と位置付け、彼女/彼らが表現を通して史実や土地とどのように向き合ったかに迫る展覧会を目指します。

(本展覧会キュレーター:笹原晃平)

ARTISTS

参加作家

(五十音順)

兼子裕代

青森県生まれ。現在カリフォルニア州オークランド在住。明治学院大学文学部フランス文学科卒業後、会社員を経て、1998年頃より写真家として活動。2003年サンフランシスコ・アート・インスティチュートに留学、2005年同校写真科修士課程修了。2009年家族の入浴を撮った「センチメンタル・エデュケーション」でサンタフェ写真賞受賞。2020年歌う人のポートレート・シリーズ「アピアランス」刊行(青幻舎)。2022年写真の会賞受賞。非常勤講師として、UCデイヴィス、デアンザ・カレッジ、サンタ・クララ大学で教鞭をとる。

 

笹原晃平

東京都生まれ、大阪府在住。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業。周辺環境への取材とその場の関係性の構築から出発し、インスタレーション作品制作および展覧会企画をするアーティスト。主なキュレーション展に、2012年『アーキテイルズ』(Do a Front, 山口)、2017年『スポンテイニアス・ビューティー』(京都芸術センター, 京都)、2022年『千島土地コレクション展 – TIDE 潮流が形になるとき -』(Kagoo・千鳥文化・クリエイティブセンター大阪, 大阪)などがある。FRAC Grand Large(フランス)に作品所蔵。

 

松田壯統

1982年兵庫県生まれ。2009年 東京芸術大学大学院 美術研究科 先端芸術表現専攻修了。 2017-18 ポーラ美術振興財団 在外研修員としてアイルランドに滞在。2019-21 文化庁新 進芸術家海外派遣制度研修員としてポーランドに滞在。地震により倒壊した家、そこに差し込んだ光を新しく生まれた光ととらえ、象徴が明滅するような儀式・空間を構築、失ったモノへのアプローチを行う。家・太陽・魂などに潜り込み、新しい光や祈りをみえない生命の流れとして刻んでいく。2019 年ポーランド日本国交 100周年の展覧会 (京都・ポーランド) に参加。

 

Yukawa-Nakayasu

1981年大阪府生まれ。 歴史や習俗や習慣をもとに、社会や身体、日常に内在している営為や現象を視覚化する作品を制作。特に、近年では「生命の循環」まで視野を広げ、生命の営みとその現象との相互関係に着目している。近年の展覧会では、『Dear』(2022, 飛田会館, 大阪 )などがある。また2019年からアートハブ TRA-TRAVELを立ち上げ、2020年『ポストLCC時代の  』(京都芸術センター)などの展覧会をプロデュースする。

 

葭村太一

1986年兵庫県生まれ。日常に溶け込んでしまった“痕跡”に焦点を当て、その奥に存在するであろう目には見えない不確かな部分から作品を制作している。忘却し消えゆくものの時間を保存し、時間知覚の本質を問いかける。主な展覧会に、2021 年個展「Imitation or mimic」(千鳥文化ホール、大阪)、2020年個展「REACTION」(VOU、京都)、2019年「六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2019」(記念碑台、兵庫)など。2020年から大阪北加賀屋にあるシェアスタジオ「Super Studio Kitakagaya」を拠点に活動。

PLACE

会場

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 元料亭 

阪口楼

聖徳太子創建と伝えられる黄檗宗和気山邦福寺の境内で普茶料理を提供してきた場所に、1969年、料亭阪口楼として精進料理や宴会場として営業を開始した。2020年に料亭阪口楼は閉店し、現在は能楽の練習場や公演会場として提供を始めている。本企画により初めて現代美術展への会場提供を行う。

 

[ 所在地 ]

〒543-0063 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1−30 阪口楼

JR天王寺駅 徒歩 3分

駐車場:なし

 

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EVENT

関連企画

本展覧会の事前および会期中に、さまざまな関連企画を準備しております。

詳しくはコチラのページをご確認ください >>> イベントページ

CONTACT

お問い合わせ先

上町台地アートワークス実行委員会

TEL:06-6556-6684(平日 13:00 – 18:00)

Email:uemachiartworks@gmail.com